競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。
先週の新潟2歳Sは
トータルクラリティ(牡、池添)が勝利。2着馬の勢いもありましたが、最後はしっかりしのぎ切りましたね。関係者の皆さまおめでとうございます!
2着は
コートアリシアン(牝、伊藤大)。敗れはしましたが、まだまだ伸びしろがありそうな内容でしたね。
サートゥルナーリア産駒の重賞初制覇とはなりませんでしたが、こちらも今後が楽しみとなりました。
25日の札幌芝1800mの新馬戦は2冠牝馬
ミッキークイーンの子
ミッキーマドンナ(牝、堀)が勝利。ゴール前できっちり差し切りましたね。スケールが大きそうですし、先々が楽しみです。
25日の新潟芝1800mの新馬戦は
ゴーソーファー(牝、手塚)が勝利。藤田晋オーナーの馬は2歳世代4頭目の勝ち上がりとなりました。すごいペースですね。この中からまた海外で活躍する馬が出てくるのか、期待したいです。
24日の札幌ダート1700mの新馬戦はかなりメンバーがそろったと言われたレース。勝ったのは
グランジョルノ(牡、高柳瑞)でした。父
ゴールドドリームはセリで見ていて出来がいいと感じている種牡馬。強かったですし、ダート路線での活躍が楽しめそうな馬ですね。
24日の新潟芝1600mの新馬戦を勝ったのは
マピュース(牝、和田勇)。直線の伸び脚は良かったですし、まだ余裕があるとのことでした。
マインドユアビスケッツ産駒は気持ちが強い馬が多いので、このまま
テンションが上がらず成長していけば楽しみです。
来週から秋競馬で中山に競馬が戻ってきます。新馬戦もそこそこメンバーがそろいそうですし、ここから指名馬がデビューしていくという人も多いと思います。
9月7日の芝2000mの新馬戦を予定している
エオアリイ(牡、田中博、父
ドゥラメンテ、
母ステラエージェント)はPOG取材時から師の期待が大きかった一頭。血統構成が昨年の
菊花賞馬
ドゥレッツァと似ている点でも注目ですね。鞍上は戸崎圭。
9月8日の芝1600mの新馬戦には
シホリーン(牝、武井、父
モーリス、
母パンデリング)がスタンバイ。祖母が
フサイチパンドラなので、
アーモンドアイの近親ということになりますね。調教でもいい動きを見せていますし、どんな走りをするのか注目したいです。鞍上はルメール。
秋華賞馬
アヴェンチュラを母に持つ
ナヴィガトーレ(牡、田村、父
ロードカナロア)が美浦に帰厩してきました。中山の後半戦でのデビューを目標に調整していくとのことです。(馬サブロー美浦支局・木村)
提供:デイリースポーツ