「
京成杯AH・G3」(8日、中山)
サマーマイルシリーズの最終戦。直近10年の最多
ステップは2勝、2着4回、3着3回の
関屋記念組。コンスタントに馬券に絡んでおり、今年も警戒が必要だ。また、年齢別では5歳馬が最多の11連対と他世代を圧倒している。
昨年の2歳女王
アスコリピチェーノが、秋に向けて始動する。NHKマイルC2着後は放牧で英気を養い、8月から乗り込みを開始。1週前追い切りは美浦Wの3頭併せで最先着を果たし、態勢は万全だ。春は
桜花賞、NHKマイルCでともに銀メダル。2戦続けて味わった悔しさを糧に古馬を撃破して、実りの秋へとつなげる。
米子S、
関屋記念で連続2着とポイントを加算して、シリーズ3位で最終戦を迎えた
ディオ。勝てば逆転でのチャンピオンに輝く。異父兄はマイル重賞3勝の
ソウルラッシュ。兄に近づくためにも、まずは夏のマイル王の称号を手にする。
桜花賞16着以来の復帰戦に臨む
コラソンビート。約5カ月ぶりとなるが、力は出せる仕上がりだ。昨年は3連勝で京王杯2歳Sを制して阪神JFでも3着。3歳牝馬でハンデの恩恵もあるだけに、軽視は禁物だ。
関屋記念は9着に敗れた
ディスペランツァだが、2走前のNHKマイルCでは2着の
アスコリピチェーノと0秒5差。展開ひとつで好勝負になっていい。
エエヤンは中山マイルで23年
ニュージーランドT制覇を含めて4戦3勝、2着1回と
パーフェクト連対。ベストの舞台なら一変が可能だろう。
提供:デイリースポーツ