スマートフォン版へ

【不来方賞】サンライズジパングが3馬身差完勝で重賞初制覇 音無調教師「ジャパンダートクラシックへ行きます」

スポーツ報知
  • 2024年09月04日(水) 07時00分
◆第56回不来方賞・Jpn2(9月3日、盛岡競馬場・ダート2000メートル、稍重)

 今年から交流重賞となった第56回不来方賞・Jpn2は3日、3歳馬12頭(JRA4、岩手6、他地区2)が、盛岡競馬場のダート2000メートルを争い、2番人気のサンライズジパング(武豊)が、直線で抜け出し重賞初制覇。3馬身差の2着に1番人気のカシマエスパーダが逃げ粘り、3着のサトノフェニックスまでをJRA勢が占めた。地元の無敗馬フジユージーンは4着。勝ったサンライズジパングには、ジャパンダートクラシック・Jpn1(10月2日、大井)の優先出走権が与えられた。

 盛岡の砂上で、サンライズジパングが力強く抜け出し、待望の重賞タイトルをつかんだ。五分のスタートから外めの4番手でぴったり折り合う。逃げたカシマエスパーダが4角から手応え良く引き離しにかかったが、しっかりついていき、じわじわ差を詰めると、残り100メートルからさらに加速。3馬身差をつけゴールした。

 JRAで初の北海道リーディングに輝いた翌週に鮮やかな手綱さばきを見せた武豊は「もまれない位置を取りたかったが、スタートがうまくいって、いい形だと思った。途中で遊ぶ面も出さなかったし、左回りの方がコーナーワークがいい。つかみどころのない馬だが、まだ伸びしろも感じる」と、芝の若駒Sを制して以来のタッグだったキズナ産駒を評価した。

 音無調教師は「ダートの方が合うね。権利を取れたので、ジャパンダートクラシックへ行きます」と明言。春の牡馬クラシック2冠は〈9〉〈12〉着に敗れたが、ダート3冠最終戦でビッグタイトルを狙う。(松井 中央)

 ◆サンライズジパング 父キズナ母サイマー(父ゾファニー)。栗東・音無秀孝厩舎所属の牡3歳。北海道・安平町の追分ファーム生産。通算9戦3勝(うち地方2戦1勝)。総獲得賞金9476万9000円(うち地方4980万円)。重賞初勝利。馬主は(株)ライフハウス。

スポーツ報知

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す