秋華賞トライアル「第9回
紫苑S」の“主演候補”
ボンドガールはWコース単走で最終追い。ゴール前で仕掛けられて5F68秒0〜1F11秒9を計時した。時計自体は地味だが、手塚師は「動きはいつも通り。息遣いは相変わらず悪いけど競馬には影響しない馬。夏に使っている分、間隔はちょうどいい」と語った。
古馬に挑戦した前走
クイーンSは後方から追い込んで2着惜敗。同世代との戦いに戻る今回は1Fの距離延長が課題となる。師は「2000メートルは初めてになるけど、ジョッキー(
武豊)は“距離は大丈夫そう”と。開幕週なのでスタートが大事になる」とイメージする。同馬を「力のある馬」と評価する主戦の
武豊は自身初の札幌リーディングを獲得し、2週連続交流重賞V(
ブリーダーズGC→
不来方賞)で夏競馬を締めくくった。秋競馬も絵になる人馬の勝利で幕開けとなるか。
スポニチ