スマートフォン版へ

9月6日は「黒の日」 “黒鹿毛”のJRA獲得賞金ランキングTOP5は?

  • 2024年09月06日(金) 08時00分
 9月(く)6日(ろ)の語呂合わせで、きょうは「黒の日」だそう。お酒の「黒霧島の日」や、お菓子の「ブラックサンダーの日」など、“黒”にちなんだ記念日が数多く制定されている。競馬界において黒やブラックといえば、2枠や、キタサンブラックビートブラックの馬名だ。そして忘れてはいけないのが「黒鹿毛」である。本稿ではそんな黒光りする美しい馬たちの「獲得賞金ランキング」にスポットをあててみたい。

■1位ブエナビスタ 13億580万円
 デビュー戦は3着だったが、未勝利戦からの連勝で阪神JFを制覇。秋華賞で3着(2位入線降着)に敗れ牝馬三冠はならずも、古馬になってヴィクトリアMや天皇賞(秋)ジャパンCと一線級でタイトルを量産した。新馬戦から5歳の天皇賞(秋)まで、国内では19戦連続で1番人気。ファンからの信頼、人気も非常に高い馬だった。

■2位 ゼンノロブロイ 10億8680万円
 4歳秋までは善戦しながらGIタイトルに手が届いていなかったが、04年の天皇賞(秋)でついにビッグタイトルをつかむと、続くジャパンC有馬記念も制して、テイエムオペラオーに次いで史上2頭目の「秋古馬三冠」を達成した。近年では3レースすべてに出走する馬が激減しており、不滅の大記録とまでいわれている。

■3位 スペシャルウィーク 10億2400万円
 武豊騎手に“ダービージョッキー”の称号をプレゼント。その後も99年に天皇賞の春秋制覇を達成するなど、古馬中長距離戦線で存在感を見せた。通算17戦して馬券圏内を外したのは、99年の京都大賞典のみ。グラスワンダーエルコンドルパサーなど、強者揃う90年代後半の競馬界において、安定した成績を残し続けた。

■4位 シンボリクリスエス 9億5550万円
 3歳時の天皇賞(秋)でGI初制覇。続くジャパンCは外国馬2頭の後塵を拝したが、有馬記念タップダンスシチーらを破って年度代表馬に選出される。4歳時は宝塚記念で5着に敗れたものの、秋には再び圧巻のパフォーマンスを披露。天皇賞(秋)で史上初の連覇を飾ると、有馬記念は同レース史上最大着差の9馬身差Vで連覇を決めた。

■5位 ナリタブライアン 8億9510万円
 いまでも史上最強に名が挙がる歴史的名馬。皐月賞を3馬身半差、日本ダービーを5馬身差、菊花賞は7馬身差を付ける圧倒的な内容で、文句なしの三冠を達成した。さらには有馬記念も3馬身差で圧勝して“四冠”。その後は怪我に泣かされたこともあり、阪神大賞典連覇の2勝にとどまったが、“シャドーロールの怪物”の異名でファンに愛された。

 現役馬の中ではスターズオンアースが歴代8位の7億8140万円だった。緑のターフに映える漆黒の馬体はファンの目をひく。今後も黒鹿毛の名馬が数多く出てきてほしい。

【黒鹿毛馬のJRA獲得賞金ランキング】
1位 ブエナビスタ 13億580万円
2位 ゼンノロブロイ 10億8680万円
3位 スペシャルウィーク 10億2400万円
4位 シンボリクリスエス 9億5550万円
5位 ナリタブライアン 8億9510万円
6位 リスグラシュー 8億6560万円
7位 ラブリーデイ 7億8670万円
8位 スターズオンアース 7億8140万円
9位 ステイゴールド 7億5430万円
10位 エイシンフラッシュ 7億600万円

※いずれもJRAの本賞金のみ。付加賞除く。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す