◆第38回
セントウルS・G2(9月8日、中京競馬場・芝1200メートル=1着馬に
スプリンターズSの優先出走権)追い切り=9月5日、栗東トレセン
CBC賞10着からの巻き返しを期す
グレイトゲイナー(牡7歳、栗東・
森秀行厩舎、父
キンシャサノキセキ)は、坂路を軽快に駆け上がった。
持ったままの手応えで53秒7―12秒7を計時。レース間隔が詰まっているため時計は控えめだが、素軽いフットワークで脚を伸ばした。清水亮助手は「使い詰めになりますが、状態は変わりません」と疲労の影響はないことを強調した。
前走の
CBC賞は積極的にハナを争ったが、2番手での競馬に。直線でじりじりと後退し10着に沈んだ。「前走は序盤で位置を取るのに脚を使ったぶん、踏ん張りきれませんでした。リズム重視で馬の気持ちを優先できれば、いいレースになってもいいと思います」と同助手は力を込める。
スポーツ報知