4連勝で
東京ダービーを制した
ラムジェット(栗東・
佐々木晶三厩舎)。前走後は海外遠征ではなく、
ジャパンダートクラシック(10月2日・大井ダート2000m)への参戦を表明。夏場は大山ヒルズで調整し、8月24日に栗東へ帰厩している。
今朝5日はレースに向けた追い切り。CW、2回目のハローが終了した時間帯だったが、木曜日ということもあり、馬場は貸し切り状態。
ラムジェットが先行して、
メジェドが追走する内容だったが、6F標識通過からそれなりに速いラップ。ただ、見た目には行きたがっているとかそういったことはなく、リズムのよい走りに見えた。
4コーナーから最後の直線に向くところ。普段は単走で追い切って行きたがるところのある
メジェドが落ち着いていたので、最後の直線では
メジェドの方が手応えよく並びかけるかも、と思っていたらその通り。一旦は
メジェドの方が前に出た。
しかし、抜かれてから
ラムジェットが軽く仕掛けると瞬間的な加速力には圧倒的な差があった。結果、
ラムジェットが先着してのゴール。時計は6F82.3〜5F67.1〜4F52.3〜3F37.0〜2F22.9〜1F11.5秒。楽々と走っているように見えて、この数字が出るところが凄い。休み明けだからといって重め感は全くなく、現状でも十分な動きを見せている。
(取材・文:井内利彰)