5日、園田競馬場で行われたJRA交流競走「甲山特別」(サラブレット系3歳)は1番人気に支持された永島まなみ騎乗のJRAクアトロジャック(牡3歳、栗東・庄野靖志厩舎、父マジェスティックウォリアー)がスタートで後手に回りながらも素早く主導権を握ると最後まで脚勢は衰えず1分29秒8のタイムで逃げ切り6戦目にして初勝利。永島は地方交流17勝目。

　「初コンビを組んだ前走は厳しいペースの中、よく踏ん張っていたので自分のペースならと思っていました」とまなみ。JRAでは3歳未勝利戦が終了したこともあり、未勝利馬にとって今回は本当のラストチャンスだったが見事、勝利をものにした。「最後まで頑張ってくれました」とクアトロジャックをたたえた。

スポーツ報知