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【紫苑S】クリスマスパレード完勝!いざ女王への道、石川が結婚発表後初の重賞制覇

スポニチ
  • 2024年09月08日(日) 05時12分
 秋の中山開幕を飾る秋華賞トライアルのG2「第9回紫苑S」が7日行われ、5番人気クリスマスパレード(牝3=加藤士)が重賞初制覇を飾った。勝ち時計1分56秒6は今春の皐月賞ジャスティンミラノがマークしたコースレコードを0秒5更新。2着ミアネーロ、3着ボンドガールまでが秋華賞(10月13日、京都)の優先出走権を獲得した。

 青々と茂った中山の芝を爽快に駆け抜けたクリスマスパレード。電光掲示板にレコードの赤文字がともると約2万人の観衆のどよめきが場内に響いた。先月18日に結婚発表後初の重賞制覇となった石川に祝福の声が飛ぶ。鞍上は「開幕週で馬場状態が良いのは分かっていたけどびっくり。内容、展開含めて100点のレースができた」と気持ちよさそうに汗を拭った。

 秋華賞3枚の切符を巡るサバイバルは前半5F58秒8のハイラップ。他の先行勢が早々と苦しくなる中、2番手追走のクリスマスパレードは粘りに粘った。「道中で気負わず勝負どころでもスッと反応した。ハマればこういう強い競馬ができる」。後方で待機したミアネーロボンドガールの人気2騎が迫るともうひと踏ん張り。猛追を首差しのぎ、中山は3戦3勝だ。

 春はフローラS4着でオークス出走に届かず。秋初戦で雪辱を果たし、クリスマスを待たずに大輪を咲かせる準備が整った。「この先は明るい未来が待っているのかなと思う」と石川。僚馬にはコラソンビート(8日の京成杯AH出走)、コスモキュランダ(次週のセントライト記念出走予定)がいる加藤士厩舎の黄金世代。反攻の秋が幕を開けた。

 ◆クリスマスパレード 父キタサンブラック 母ミスエリカ(母の父ブレイム)21年3月29日生まれ 牝3歳 美浦・加藤士厩舎所属 馬主・G1レーシング 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績5戦3勝(重賞初制覇) 総獲得賞金7883万4000円 馬名の由来はツツジ科エリカ属の常緑低木の品種名(母名より連想)。

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