東西で重賞が行われる。中山メイン「第69回
京成杯AH」は
アスコリピチェーノ1強ムードが漂っている。馬券的妙味なら中京メイン「第38回
セントウルS」だろう。サ
マースプリントシリーズ最終戦で1着馬には
スプリンターズSの優先出走権が与えられる。
今年は中京開催でもあり、左回り巧者の
テンハッピーローズを狙う。前走
ヴィクトリアマイルで待望のG1制覇。中団の外から直線一気を決めた。当時の一夜明け取材で担当の篠田助手は「この馬は左前脚が凄く柔らかい。その脚で僕の脚を踏もうとする癖がある。そういう関係もあって左回りが得意なんでしょうね」と特徴を話してくれた。今回は20年8月小倉の新馬戦以来となる1200メートル起用になるが、快速馬がそろっており展開面の恩恵はありそう。
栗東帰厩後の調整ぶりも順調。先月28日は主戦・津村が栗東に駆けつけCWコースで感触を確かめた。単走で負荷をかけ、6F81秒1〜1F11秒4とシャープな動きを見せた。目標は先でも力を出せる態勢に整った。馬単(12)から(2)、(3)、(4)、(6)、(16)へ。
スポニチ