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【紫苑S】秋華賞でも目が離せない!?距離克服の3着馬に「本番で面白い存在」と安藤勝己氏が指摘

スポーツ報知
  • 2024年09月08日(日) 08時38分
◆第9回紫苑S・G2(9月7日、中山・芝2000メートル、良=3着まで秋華賞優先出走権)

 3歳牝馬による秋華賞・G1(10月13日、京都競馬場・芝2000メートル)のトライアル重賞は13頭によって争われ、石川裕紀人騎手が騎乗した単勝5番人気のクリスマスパレード(牝3歳、美浦・加藤士津八厩舎、父キタサンブラック)が重賞初制覇を飾った。レース結果を受けて、現役時代に中央&地方で通算4464勝を挙げている元騎手の安藤勝己氏が自身のX(旧ツイッター)で3歳牝馬路線を占った。

 春の牝馬2冠に参戦できなかったクリスマスパレードは先行策から押し切る内容でG1参戦への道を切り開く勝利。「ダートの前走はノーカウント。得意の中山かつ高速馬場で持ち味を出し切った。勝つならここってレースを仕留めた」と分析した。

 安藤氏が称賛したのは、スローでも後方から詰めてきた2頭。「ミアネーロボンドガールも先を見据えつつの内容で負けて強し」と称賛しながら、「とりわけ後者は直線で何度か進路を切り替えとる。距離こなすことも分かったし、本番で面白い存在」とボンドガールに注目していた。

 3歳牝馬3冠の最終戦は秋華賞。同じトライアルのローズS・G2(9月15日、中京)を経て出走メンバーが出そろう。本番には桜花賞ステレンボッシュオークスチェルヴィニアのほか、春までは牡馬路線を歩んだ昨年のホープフルS覇者レガレイラなどが参戦をする予定。

スポーツ報知

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