9月8日の中山5R・2歳新馬(芝1600メートル=15頭立て)は、3番人気の
ファンダム(牡2歳、美浦・
辻哲英厩舎、父
サートゥルナーリア)が、2歳コースレコードでデビュー勝ち。前日の
紫苑Sでは今年の
皐月賞でマークしたレコードを0秒5更新して
クリスマスパレードが勝利を収めており、高速馬場の中山で連日のレコードが飛び出した。勝ち時計は1分32秒8(良)。
好位追走から直線では鋭い末脚を繰り出して、1馬身差をつけて完勝した。
北村宏司騎手は「気持ちに安定感があるのが素晴らしい。体力にもゆとりがあるし、速い流れでも落ち着いて追走できた。いい加速でした」と称賛。
辻哲英調教師も「騎手とは受けて立つ競馬ができればと話していた。レース中に何度か手前を替えたりと幼い面も見られたが、調教から優等生タイプ。まずは無事に勝ってくれてホッとしました」と期待通りの走りを喜んだ。
スポーツ報知