中京11Rの第38回
セントウルステークス(3歳以上GII・芝1200m)は2番人気
トウシンマカオ(
菅原明良騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分7秒7(良)。半馬身差の2着に4番人気
ママコチャ、さらに3/4馬身差の3着に7番人気
モズメイメイが入った。
トウシンマカオは美浦・
高柳瑞樹厩舎の5歳牡馬で、父
ビッグアーサー、
母ユキノマーメイド(母の
父スペシャルウィーク)。通算成績は19戦7勝。
レース後のコメント
1着
トウシンマカオ(
菅原明良騎手)
「左回りでの重賞実績がなく、半信半疑な部分はありましたが、調教で乗っていて、走ってくれることは走ってくれるので、力を出せればと思っていました。直線に向いて反応してくれて、脚を使って伸びてくれて、交わしてくれたら良いなという思いでした。昨日や今日の競馬を見ていても前で決まることが多かったので、外枠ですし、きつい、難しい競馬になると思っていましたが、大きく走らせてあげた方が良いタイプで、どの競馬場でも外枠で結果が出ていましたので、この子の競馬が出来れば良いなと思っていました。
スプリンターズSを目標にしていて、ここは前哨戦でしたし、やや余裕があった感じですかね。まださらに良くなると思いますし、良い状態で本番に行けるかなと思います。一度、自分の病気で乗り替わりになってしまって、また
トウシンマカオの依頼をいただけて、馬主さんや、関係者の皆さまに感謝の気持ちしかないですし、今日、こうやって結果を出せたので、また本番で頑張りたいと思います」
2着
ママコチャ(
鮫島克駿騎手)
「1年ぶりにまたがりましたが、筋肉がよりス
プリンターの質になっていました。返し馬でも十分動ける態勢にあると感じました。馬場に関しては7秒台が出ると思っていました。大外枠でしたから変に外から運ぶより積極的な競馬をしようと思いました。57kgを背負ってよく頑張ってくれていますし次のGIに向けて、いい
ステップになったと思います」
3着
モズメイメイ(
国分恭介騎手)
「1枠1番で、極端な競馬になると思っていました。
アネゴハダより前に行きたいと思い、気持ち出していきました。脚はたまっていましたし、内があいた瞬間に潜り込んでいきました。狭くなりましたが、根性を出して抜けてくれました。力はつけていますし、頑張ってくれたと思います」
4着
アネゴハダ(
角田大和騎手)
「前走でスッと行けたことが今回に生きたと思います。ゲートは
ピューロマジックより速いくらいでした。枠が良く、このくらい走れる馬だと信じていました。重賞勝ち馬とGI馬に続いての4着で、頑張っていると思います。枠が良ければ頑張れると思います」
5着
トゥラヴェスーラ(
藤岡佑介騎手)
「変わらずフレッシュでしたし、競馬に行ってしっかり走ってくれました。得意の条件で頑張ってくれたと思います」
6着
アサカラキング(
斎藤新騎手)
「
ピューロマジックが速いのはわかっていましたので、番手から進めました。折り合いはついていましたし、前回はあれっという感じだったのですが、きょうは二枚腰を使ってくれました。本来の力は出せたと思います」
7着
テンハッピーローズ(
津村明秀騎手)
「思っていたより1200mの流れに対応できました。中団につけられましたが3、4コーナーの馬場が悪いところで手応えが悪くなりました。ス
プリンターのメンバーが揃った中勝負どころで置いていかれる形になりましたが、200mを切ってからまた伸びてくれました。前哨戦としてはいい形で終えられました。マイルに戻ってからが楽しみです。身体はまだ余裕がありました。でもいいレースができました」
13着
ピューロマジック(
横山和生騎手)
「やることをやってのこの着順です。厩舎サイドがこの馬に手をかけてくれていて、メンタルに落ち着きがあったのは良かったと思います」
ラジオNIKKEI