C.ルメール騎手が
アーバンシック(牡3、美浦・
武井亮厩舎)で、
セントライト記念(3歳・GII・芝2200m)の初制覇を目指す。
ルメール騎手はこれまで
セントライト記念に8回参戦。17年の
アルアインと18年の
レイエンダが2着、21年の
オーソクレースと22年の
ローシャムパークが3着と、何度も好勝負を演じているが、惜しくも勝利に手が届いていない。もちろん、現役屈指の名手といえども未勝利の重賞はまだまだある。ただ、その中で騎乗回数の8回は、
朝日杯FSの13回、
京都牝馬Sの12回に次ぎ、
東京新聞杯と
平安Sと並んで3位タイの数字。それだけに相性の悪いレースといえるだろう。
今年のパートナーは
アーバンシックだ。今年の
京成杯の2着馬。続く
皐月賞でも後方からしっかり伸びて、
ジャスティンミラノから0秒4差の4着に食い込んだ。前走の
日本ダービーは展開不向きもあって1秒1差の11着に終わったが、決め手は世代屈指といえる。
ルメール騎手は初騎乗のパートナーを勝利に導けるか。その手綱捌きに要注目したい。