◆第42回
ローズS・G2(9月15日、中京競馬場・芝2000メートル)
サフィラ(牝3歳、栗東・
池添学厩舎、
父ハーツクライ)が春のうっぷんを晴らす。1週前の9月4日にはCWコースで
エアファンディタ(7歳オープン)と併せ馬。6ハロン83秒4―11秒4と軽快に伸びて3馬身ほど先着と仕上がりは上々。「最後も良く伸びていた。馬体もしっかりと成長しています」と池添調教師も納得の笑みを浮かべた。
全兄の
サリオスを筆頭にきょうだいの活躍馬が多く、昨年の
アルテミスSでは
オークス馬
チェルヴィニアに0秒3差の2着。続く阪神JF4着と2歳時から高い能力の片りんを見せていたが、
クイーンC9着、
オークス13着に大敗。立て直された秋は本領を発揮したいところだ。「奥手の血統でまだ良くなる。ためる競馬ができれば距離ももつと思う」とトレーナーも良血馬の反撃に期待を込めた。
スポーツ報知