パリ五輪で初老
ジャパンが92年ぶりの銅メダルを獲得し、大きな話題を呼んだ馬術競技。中には引退競走馬であるサラブレッドが出場するなど、競馬界とのつながりが各所で取り上げられ、馬術に興味をもった競馬ファンも多いのではないだろうか。
近年、競走馬の第二の馬生としても注目度が高まっている馬術競技だが、9月13日から3日間、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで行われる「北海道秋季馬術大会」では多くの引退競走馬による演技を見ることができる。
38回目を迎える今大会では馬場と障害あわせて40を超える競技が行われる。障害には18年の
天皇賞(春)を制した
レインボーライン、19年の
菊花賞2着で今年から競技会デビューを果たした
サトノルークスらが出場を予定。馬場には18年の
有馬記念覇者で昨年はRRC(引退競走馬杯)ファイナルにも出場した
ブラストワンピースがエントリーしている。
ほかにも、先月競技会デビューを果たし、いきなり1位の成績を収めた重賞2勝馬
セダブリランテスや、21年の
金鯱賞などを制した
ギベオン、10歳までダートで活躍を続けたGI馬
ノンコノユメ。さらに今年の初めに引退が発表されたばかりの
アリーヴォ、
キングズレインも出場予定だ。
ノーザンホースパークで行われる競技会とあって、上記で挙げた馬以外にも多数の引退競走馬が出場予定。どなたでも無料で観覧できるので、ぜひこの週末は、足を運んでみてはいかがだろうか。
■9月14日(土)
・馬場馬術
セダブリランテス(第2競技)
キングズレイン(第8競技)
アリーヴォ(第8、9競技)
ノンコノユメ(第9競技)
ギベオン(第9競技)
・障害飛越
サトノルークス(第1競技)
レインボーライン(第9競技)
■9月15日(日)
・馬場馬術
アリーヴォ(第11、18競技)
キングズレイン(第14競技)
セダブリランテス(第18競技)
ブラストワンピース(第18競技)
・障害飛越
レインボーライン(第14競技)
サトノルークス(第22競技)