名馬
コントレイルの叔父となる
ミスティックロア(牡4、栗東・
矢作芳人厩舎)が、日曜中山11Rのラジオ日本賞(3歳上・オープン・ダ1800m)でオープン初勝利を狙う。
ミスティックロアは父
Arrogate、
母Folklore、母の
父Tiznowの血統。母は05年の米G1・BCジュ
ベナイルフィリーズの覇者。甥の
コントレイルは20年に無敗で三冠を制するなど、GIを5勝した歴史的名馬。さらにいとこの
エッセンシャルクオリティ(
Essential Quality)も21年の米G1
ベルモントSなどG1を4勝している。
ここまで9戦4勝。3走前の
大津特別、前々走の
桃山Sと連勝して、一気にオープン入り。続く前走のスレイプニルSは差し届かず3着だったが、メンバー中最速となる上がり3F36秒6をマークして、早々とクラスにメドを立てた。大型馬らしく、まだまだ伸び代が見込める現状だが、いずれは重賞戦線での活躍が期待できるだろう。
今回は約3カ月ぶりの実戦。攻め本数こそ多くないが、時計は合格点だ。ここでしっかり賞金を加算し、先の大舞台に弾みをつけてみせる。