23年、24年に
中山グランドジャンプを連覇した
イロゴトシ(牡7、栗東・
牧田和弥厩舎)に左前浅屈腱炎が判明、今後は9カ月以上の休養を要す見込みであることが分かった。
JRAが12日、ホームページで発表。
同馬は父
ヴァンセンヌ、
母イロジカケ、母の
父クロフネという血統の熊本県産馬。19年7月に小倉競馬場でデビューを迎え、2戦目の未勝利戦、続く
ひまわり賞を連勝する。21年5月の
揖斐川特別で2勝クラスを突破したが、23年の初めに障害路線へと転じた。
転向2戦目に障害初白星を挙げると、
ペガサスJS3着を挟んで、同年の
中山GJで初タイトルを獲得。これは九州産馬として初の
JRA・GI級勝利であったことから、以降は「九州の星」といわれるようになる。その後は休養を挟み、同年の
東京HJは6着。今年は平地の
スピカSから
中山GJに挑むと、圧倒的1番人気の
マイネルグロンや、22年の
中山大障害覇者
ニシノデイジーらを破って連覇を達成した。通算成績は31戦6勝(うち重賞2勝)。
(
JRAのホームページより)