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【地方競馬】ナッジが東京記念V 3馬身差の快勝で南関東での重賞初制覇

デイリースポーツ
  • 2024年09月12日(木) 21時37分
 「東京記念・S2」(12日、大井)

 2番人気のナッジが混戦を制して3馬身差の快勝。待望の南関東での重賞初制覇を決めた。2着には8番人気の伏兵ウラノメトリアが粘り込み、3着に6番人気のアイブランコが入った。1番人気で兵庫から再転入してきたラッキードリームは先行するも4着に失速。なお、5着のミヤギザオウ(4番人気)までの上位5頭に「第34回埼玉新聞栄冠賞・S3」(10月23日・浦和)への優先出走権が与えられた。

 5歳の夏。ついにナッジが南関東での初タイトルを手にした。ランリョウオーの逃げで始まった伝統の長距離重賞。淡々とした流れの中で終始、内ラチ沿いの2、3番手で末脚温存。直線を向いてうまく外へ持ち出すと、ラスト200メートル手前でグイッとひと伸び。鞍上のステッキに呼応して一気に後続との差を広げ、最後は3馬身差のフィニッシュだ。

 10日のゴールドジュニアから中1日での重賞Vとなった矢野貴は「悔しい思いをしてきたので何とかどこかで、いつかは…という気持ちでやってきた。一つ勝ててうれしい」と感慨深げ。JBC2歳優駿2着を手土産に門別から転入して3歳クラシックを狙ったが、東京ダービーでの5着が最高だった。

 近3走で2、2、1着。前走で1年8カ月ぶりの南関東2勝目となり、充実期にも入ってきた。JBC-からコンビを組み続ける主戦は「つかみどころのない馬だけど、きょうはしっかり伸びてくれましたね。これで勢いがつけば」と喜びをかみしめた。

 佐野謙師にとっては10年ぶりの地元での重賞V(計5勝目)に「ようやくチャンスをモノにできた。これからは長いところが中心になるでしょう」と喜んだ。ようやく吹っ切れた素質馬が古馬王道路線へ名乗りを上げた。

提供:デイリースポーツ

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