14日、ダートG1級競走9勝を挙げた
ヴァーミリアン(
父エルコンドルパサー、
母スカーレットレディ)が12日の木曜日に疝痛のため、けい養先のノーザンホースパーク(北海道安平町)で死んでいたことが分かった。22歳だった。
ヴァーミリアンは
ディープインパクトと同期の02年生まれ。芝では04年のラジオたんぱ杯2歳Sで重賞を勝っているが、05年秋にダートに転向すると本格化。07年の
ジャパンカップダートや、07〜09年の
JBCクラシック3連覇など、ダート界を席巻した。10年の
川崎記念が最後の勝利となった。
種牡馬引退後はノーザンホースパークで乗馬として余生を過ごし、競馬場でのイ
ベントなどにも出張していた。なお、明日から10月31日まで、ノーザンホースパークで過ごしていた馬房に献花台が設置される。
スポーツ報知