武豊騎手が
サブマリーナ(牡3、栗東・
庄野靖志厩舎)で、
神戸新聞杯(3歳牡牝・GII・芝2200m)の14年ぶり4勝目を狙う。
武豊騎手はこれまで
神戸新聞杯に29回参戦。05年の
ディープインパクト、07年の
ドリームジャーニー、10年の
ローズキングダムで3勝を挙げるなど、[3-5-6-15]の好成績を残している。また、一昨年には12番人気の伏兵だった
ヤマニンゼストで2着に食い込み、
菊花賞の優先出走権を獲得。鮮やかなイン差しで多くのファンを驚かせた。
今年のパートナーは
サブマリーナだ。3戦2勝の
スワーヴリチャード産駒。
武豊騎手は前走のあずさ賞で初コンビを組み、中団から悠々の差し切り。推定上がり3Fは11秒2-11秒1-10秒7だから、かなりの決め手の持ち主だ。もちろん、重賞初挑戦となる今回も大いに期待できる。
武豊騎手のこのレースの過去3勝は、全て既にGIを勝っている馬で挙げたもの。その点、今年はいわゆる上がり馬とのコンビとなる。
菊花賞に向けて、何が何でも優先出走権=3着以内が求められる状況で結果を出すことができるか。その手綱捌きに要注目となる。