国内外でのGI・21勝の名門・
友道康夫厩舎が、
オールセインツ(牡3)と
メリオーレム(牡3)で
神戸新聞杯(3歳牡牝・GII・芝2200m)の連覇&3勝目を狙う。
友道厩舎はこれまで
神戸新聞杯に13頭が参戦している。18年には
ワグネリアンと
エタリオウでワンツー。23年には
サトノグランツで2勝目を挙げるなど、[2-2-2-7]の好成績を残している。
今年は上がり馬の2頭で挑む。
オールセインツは近親に
エアシャカールや
エアメサイア、
ベラジオオペラなどのGIウイナーが並ぶ血統馬。ここまで4戦3勝。重賞初挑戦だった3走前の
京都新聞杯は13着に大敗したが、その後は1勝クラス、2勝クラスの
月岡温泉特別と連勝。前走の上がり3Fが32秒3だったように、相当な決め手を秘めている。そして、もう1頭の
メリオーレムは厩舎ゆかりの
シュヴァルグラン産駒だ。ここまで7戦3勝、2着2回、3着2回の複勝率100%。今回が重賞初挑戦となるが、相手なりに走れるタイプだけに侮れない。
ともに
菊花賞出走を確実にするためには、優先出走権獲得が至上命令。願わくは強敵を打ち負かして重賞初制覇を果たし、菊の主役候補に名乗りを上げたい。