「ウマ娘」の藤田晋オーナーが所有する
ゴージョニーゴー(牡3、栗東・
四位洋文厩舎)が、
神戸新聞杯(3歳牡牝・GII・芝2200m)で重賞に初挑戦する。
ゴージョニーゴーは父
キズナ、
母サボールアトリウンフォ、母の
父Dance Brightlyの血統。母はチリのG1勝ち馬。半兄の
レッドバリエンテは現役のオープン馬で、今年の大阪-ハンブルクCを制している。22年のセレクトセール1歳で9200万円(税抜)、税込では1億円を超える高値で取引された。
ここまで4戦2勝。昨秋の新馬(京都芝2000m)は6着に敗れたが、そこから休みを挟みながら未勝利(小倉芝2000m)、1勝クラス(函館芝2600m)と連勝。前走の
札幌日刊スポーツ杯は惜しくも0秒2差の3着だったが、着実に力をつけていることは間違いない。
今回は初の中京、さらには初の2200mとなるが、そこは血の後押しがある。兄の
レッドバリエンテが中京芝2200mを4戦3勝、2着1回と十八番にしているのだ。かつてない強敵との対戦となるが、金星を挙げて菊の惑星に浮上することを期待したい。