アイルランドG1「第49回
愛チャンピオンS」はレパーズタウン競馬場で14日に良馬場で行われ、日本から出走した
シンエンペラー(牡3=矢作)は直線でジリジリと脚を伸ばして、3着に入線した。
矢作師は「予想通り、厳しいレースになりました。日本が暑くて、なかなか状態を上げられず、フランスに来てから良くなっていたけど7、8割の中で頑張ってくれました」と回顧。その上で「勝ちに来ているし、悔しいのは確か」と言葉を絞り出した。
この後は中2週で
凱旋門賞(10月6日、パリロンシャン芝2400メートル)へ。「次に向けて、いいレースができたのかな、という思いはあります。まずは無事を確認して、中間は追い切りを2本予定しています。次、勝てるようにスタッフ一同、頑張ります」と次走を見据えた。
勝ったのはマーカンド騎乗の
エコノミクス(牡3=ハガス)で、4連勝でG1初Vを飾った。首差の2着に
ディープインパクト産駒の
オーギュストロダン(牡4)でA・オブライエン厩舎の6連覇はならなかった。
スポニチ