「
セントライト記念・G2」(16日、中山)
2番人気の
アーバンシックが鮮やかに差し切り、重賞初制覇を飾った。2着には1番人気の
コスモキュランダ、3着には3番人気の
エコロヴァルツが入った。
終わってみれば、春のクラシック戦線をにぎわせた実力馬による争いとなった。大外を回した
コスモキュランダが最後の直線で先頭に立ったが、内で脚をためていた
アーバンシックが外へ出してスパートすると一気に先頭に立ち、そのままゴールを駆け抜けた。
初騎乗で勝利に導いたルメールは「能力はあると思っていた。普段はジワジワ伸びるけど、直線で外に出すと
ギアアップしたし、最後すごくいい脚を使ってくれました」と笑顔。
皐月賞は4着、ダービーは11着に終わったが、権利を取った
菊花賞については「距離は持つと思います。まだまだよくなりそうだし、
菊花賞はチャンスがあると思います」と語った。
提供:デイリースポーツ