オールカマー(3歳上・GII・芝2200m)で2戦2勝の
C.ルメール騎手が、
レーベンスティール(牡4、美浦・
田中博康厩舎)で連覇&3勝目を狙う。
ルメール騎手はこれまで
オールカマーに2回騎乗。18年に1番人気の
レイデオロ、そして5年ぶりの参戦となった昨年は4番人気の
ローシャムパークで制した。
JRA重賞を通算152勝している
ルメール騎手だが、2回以上騎乗、かつ無敗なのは
オールカマーだけとなっている。
今年のパートナーは
レーベンスティールだ。今回と同舞台だった昨秋の
セントライト記念で、
皐月賞馬の
ソールオリエンスを下して重賞初制覇。その後は
香港ヴァーズが最下位の8着、休み明けの
新潟大賞典でも11着に大敗。このままスランプに陥るのでは…と不安視されたが、
ルメール騎手と初コンビとなった前走の
エプソムCを快勝。復活を果たすとともに、2つ目のタイトルを獲得した。
先々週の
京成杯AHの
アスコリピチェーノ、先週の
セントライト記念の
アーバンシックと2週連続で重賞を制し、勢いに乗っている
ルメール騎手。十八番としている一戦で
レーベンスティールを勝利に導けるか、その手綱捌きに要注目となる。