「
神戸新聞杯・G2」(22日、中京)
例年はダービー組が幅を利かせる
菊花賞(10月20日・京都)の最重要
トライアル。しかし、今年はそのダービー組の最先着が
ジューンテイク(10着)とあって、いつもとは少し様相が違う。上がり馬にも十分チャンスがありそうだ。前走の2勝クラスを圧勝した
メリオーレムに、データ班イチ推しの
オールセインツと、西の名門・友道厩舎が送り込む2頭に注目だ。
▼傾向(過去10年)
05年
ディープインパクト、11年
オルフェーヴル、20年
コントレイルはここを
ステップにクラシック3冠を達成した。20〜22年と今年は中京芝2200メートルで施行。
▼人気
1番人気〈5・1・0・4〉
2番人気〈2・2・1・5〉
3番人気〈2・2・2・4〉
4番人気〈0・0・2・8〉
5番人気〈1・1・0・8〉
勝ち馬は全て5番人気以内。
▼
ステップ ダービー〈9・6・3・30〉
OP競走〈0・0・2・9〉
準OP〈1・0・0・3〉
2勝クラス〈0・4・2・28〉
1勝クラス〈0・0・2・19〉
ダービー組が9勝、15連対と他を圧倒している。
▼前走内容
勝ち馬8頭が4着以内。同7頭が5番人気以内に支持されていた。
▼実績
勝ち馬8頭が3勝以上をマークしていた。
▼決め手
勝ち馬8頭が前走の4角を4番手以内で通過するか、メンバー2位以内の上がりをマーク。
▼注目馬 全項目クリアはおらず、友道厩舎の
オールセインツと
メリオーレムが減点1で並んだ。今回と同じく中京芝2200メートルで行われた20〜22年の勝ち馬は全て、左回りでの勝利経験があったことから、当欄では中京&新潟でV実績のある
オールセインツをイチ推しする。(記録室)
友道師「1週前なのでしっかりやりました。3頭併せで遅れましたが、このひと追いで変わってくると思います。前走は百点満点の内容で着差以上に強かったです。未勝利戦を勝っているコースですし、問題ないと思います」
〈1週前診断〉
荻野極(レースは坂井)を背に栗東CWで6F81秒9-11秒6(一杯)。
メリオーレム(3歳3勝クラス)に2馬身半、
ロードフォアエース(3歳3勝クラス)に1馬身半遅れた。それほど動くタイプではないので、遅れに関しては心配なし。動きには活気があり、ラストの伸び脚も悪くない。気配も良好で好調をキープしている。
提供:デイリースポーツ