勝ち馬に
天皇賞・秋の優先出走権が与えられるが、1986年以降でここを
ステップにして天皇賞を勝ったのは18年の
レイデオロだけであり、繋がりは薄い。それよりも
エリザベス女王杯や
ジャパンC、
有馬記念を目指す馬たちの叩き台としての意味合いが強い一戦。
1.中3週以内の臨戦は消し
過去10回で、中3週以内での臨戦は[0-0-0-18]と馬券圏内に絡んでいない。対して中9〜24週の馬は[9-7-5-52]で複勝率28.8%。間隔はゆったりしている方が良い。
2.4歳馬が特に強い
過去10回で、4歳馬は[5-5-3-14]で複勝率48.1%と圧倒的で、複勝回収率も123%ある。対して、5歳馬は[4-3-5-39]で複勝率23.5%、6歳馬は[1-2-1-27]で複勝率12.9%、7歳以上馬は[0-0-1-27]で複勝率3.6%。
3.前走GI組が強い
前走がGIだった馬は[5-5-1-23]で複勝率32.4%。次に勝ち馬を多く出している前走GIII組は[4-1-1-45]で複勝率11.8%。前走が条件戦だった馬の好走は22年2着の
ロバートソンキーのみ。前走GI組のアベレージを信頼したい。
レーベンスティールは昨年の
セントライト記念で今回と同じ中山芝2200mで重賞を勝っている。春の
エプソムC以来の競馬で間隔がゆったりしているし、何しろここと相性の良い4歳馬。メンバー的にも勝ち切れそうだ。