18日(水)、良馬場の
浦和競馬場で行われたダート
グレード競走の第35回
テレ玉杯オーバルスプリント(JpnIII・1400m 出走7頭)は、道中3・4番手追走から4コーナーで先頭に立った5番人気
スマイルウィ(
矢野貴之騎手騎乗)がそのまま押し切って勝った。勝ちタイムは1分26秒5。
直線外から追い込んだ1番人気
スレイマン(
JRA)が3/4馬身差で2着、さらにクビ差の3着に4番人気
サンライズホーク(
JRA)が入り、2番人気だった
テーオーステルス(
JRA)は5着だった。
勝った
スマイルウィは父
エスポワールシチー、
母アップライジング(
その父コマンズ)という血統の7歳牡馬で、船橋・
張田京調教師の管理馬。通算成績は34戦17勝、7度目の重賞勝ちが待望の交流ダート
グレード競走初制覇となった。
【レース後の関係者コメント】
1着
スマイルウィ(
矢野貴之騎手)
「この馬らしく絶好のスタートを決めて、いいリズムで運べました。少頭数でもなかなか厳しいレースでしたが、馬が辛抱強く走ってくれました。前走が乗っている方としては心配な内容で半信半疑でしたが、スタッフがよくここまで仕上げてくれました。感謝しかありません。ようやく交流重賞を勝てましたし、これからもっと良くなってくると思います」
(
張田京調教師)
「悔しいレースが続いていたので、何とか一発と思っていました。雨が降ってちょうど良かったですし、枠も良かったかも知れません。なかなかこんなチャンスはないでしょうし、最後は何とかしのいでくれ、としか思っていませんでした。(今後は)浦和の
ゴールドカップなら定量で出られますが、他のレースに行くと斤量を背負う事になるので、(選択肢が)絞られますね。
ゴールドカップか、
JBCスプリント一本か...。馬の様子を見て考えようと思います」
2着
スレイマン(
西村淳也騎手)
「馬の状態は良かったです。もう少しでしたが...」
3着
サンライズホーク(
M.デムーロ騎手)
「頑張ってくれました。この前までブリンカーが効いていましたが、最近は慣れてしまっていたので、今日は外して結果が出ました」
(取材:大関隼)
ラジオNIKKEI