「オールカマー・Ｇ２」（２２日、中山）

　伊藤を背にロバートソンキーが１８日、美浦坂路で追われ、４Ｆ５０秒６-３７秒０-１２秒２を計時した。先行したマーブルマカロン（４歳３勝クラス）には追いつけなかったものの、この日の坂路唯一の５０秒台。復帰２戦目に向けた厩舎の攻める姿勢を前面に出した。

　追い切りの前には南Ｂを２周半。「中間はしっかり負荷をかけてきた。いい調教ができたと思う。ハッキングをしっかりやってから、あれだけの時計を出せた。最後までしっかり走り切れていたと思う」。林師はこの時計の持つ意味を強調した。

　昨年、新潟記念を前に右後肢種子骨骨折で戦線離脱。前走は１年半ぶりレースだった。オールカマーは２年前に２着だが「おととしのオールカマーくらいとなると、もう少し追い込みが必要ですが、前走より絞れてきました。（伊藤）工真とまた重賞に挑戦し、何とかタイトルをと。ここに全力です」と胸を張った。

提供：デイリースポーツ