前走
鳴尾記念は
岩田望来騎手が跨って、重賞2勝目を挙げた
ヨーホーレイク(栗東・
友道康夫厩舎)。次走は
毎日王冠(10月6日・東京芝1800m)への出走を予定しており、今朝19日はレースへ向けた2週前追い切りを行っている。
CWでの3頭併せ。
リアドが先行して、
京都大賞典への出走を予定している
サトノグランツがそれに続いて、一番後ろから
ヨーホーレイク。6F標識への入りが少し遅かったこともあり、前2頭との差が少しある状態で向正面を流していくが、3コーナーから4コーナーではスピードに乗り、前との差を詰めていく。
最後の直線に向く頃にはいつでも前を捕まえられるというところまで詰めてきたが、
サトノグランツはまだまだ手応えに余裕のある状態だったので、並びかけてから相手の方がやや優勢の手応え。ただ、こちらもまだ余力ある状態だったので、最終的には同入か僅かに遅れる程度でフィニッシュしている。
時計は6F81.2〜5F66.1〜4F52.1〜3F37.2〜2F22.8〜1F11.3秒。時計的にはこの馬として目立つほどではないが、併せた相手を考えると、しっかりと負荷のかかった内容。2週前の段階でこれだけ動けば十分ではないだろうか。
(取材・文:井内利彰)