◆リガーレ(19日・竹村)

　リガーレ(牡2歳、栗東・池江、母シスタリーラヴ)がこの日、栗東CWで3頭併せを行った。メリハリの利いた脚さばきでラストもしっかりと反応し1F11秒5をマーク。初のコース追いでこれだけ動ければ上々で、着実に攻め気配は上向いている。異父兄は芝中距離重賞で好勝負を演じているディープモンスター(父ディープインパクト)。父がキズナに代わってどんな成長を見せるのか楽しみだ。

◆ウィラコチャ(19日・河西)

　ウィラコチャ(牡2歳、栗東・中内田、父ロードカナロア、母アレイヴィングビューティ)がこの日、ゲート練習を実施。道中は11秒台のラップを連発するなど上々の走りを見せた。23年1歳セレクトセールで1億7000万円(税抜き)で取引された一頭。今からデビュー戦が楽しみだ。

◆マイエレメント(19日・浜口)

　8月新潟の芝1600m新馬を快勝したマイエレメント(牝2歳、栗東・福永)がこの日、約1カ月ぶりに栗東坂路に姿を見せた。調教師が自らがまたがり4F62秒3-15秒4。脚慣らし程度の調整ではあったが、落ち着いた様子で走りのリズムも非常にいい。次走に予定しているアルテミスS(10月26日・東京、芝1600m)へ向けて、ひとまず順調にきているようだ。

◆スモーキーゴッド(19日・石渡)

　平地と障害戦でオープン勝ちを収めたマイネルオフィールの半弟スモーキーゴッド(牡2歳、美浦・萩原、父シルバーステート、母アガルタ)が入厩。この日は美浦坂路を17-18秒台のキャンターで駆け上がった。祖母がブロードアピールで、近親にワグネリアンなどが名を連ねる血統馬。まだ全体的な緩さは残っているが、力感十分のフットワークは好印象だった。

◆パンジャタワー(19日・赤木)

　8日の中京芝1200m新馬を制したパンジャタワー(牡2歳、栗東・橋口)は、京王杯2歳S(11月2日・東京、芝1400m)へ向かう。

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提供：デイリースポーツ