通算2000勝以上を挙げている名手の腕比べ「第31回
ゴールデンジョッキーカップ」が19日、
園田競馬場で行われ、全3戦を6着、2着、1着でまとめた
武豊騎手(栗東・フリー)が連覇を達成した。
ひさびさに古巣でのレースとなった
岩田康誠騎手、TCK所属騎手では史上最速で2000勝を達成した
笹川翼騎手など、中央から3名、地方から9名が参加した今年。第1戦の
ファイティングジョッキー賞(C2・ダ1230m)では、先月1日付で兵庫に復帰した
小牧太騎手が
リケアヴェール(牡3、兵庫・
長倉功厩舎)で6馬身差の圧勝を飾ると、2着に
川原正一騎手、3着に
吉村智洋騎手が入り、兵庫勢で上位を独占する結果となる。
2戦目のエキサイティングジョッキー賞(C1・ダ1400m)は、吉村騎手が豪快なアクションで
ベラジオサキ(牝5、兵庫・
田中範雄)を導き1着。
武豊騎手、
赤岡修次騎手もけん命に追ったがそれぞれ2着、3着だった。
吉村騎手がやや抜けた状態で迎えた第3戦のチャンピオンジョッキー賞(B1B2・ダ1700m)は、
岩田康誠騎手が大逃げに持ち込み、道中から場内を沸かせる展開。だが、最後は直線で鋭く差し切った
武豊騎手騎乗の
コンドリュール(セ4、兵庫・
松浦聡志厩舎)が1着となり、同騎手は逆転での連覇を達成した。
【ポイント表】(敬称略)
1位 42P
武豊(
JRA)
2位 36P
吉村智洋(兵庫)
3位 29P
小牧太(兵庫)
4位 29P
赤岡修次(高知)
5位 25P
岩田康誠(
JRA)
6位 24P
川原正一(兵庫)
7位 23P
戸崎圭太(
JRA)
8位 22P
山本聡哉(岩手)
9位 22P
笹川翼(大井)
10位 21P
下原理(兵庫)
11位 10P
宮川実(高知)
12位 8P
森泰斗(船橋)
※総合ポイントが同点となった場合、騎乗した騎手のうち最上位着順を記録した者を上位とし、それでも同じ場合は、第3戦で上位着順だった者とする。