園田競馬の「第31回
ゴールデンジョッキーカップ」は19日、第7、8、10Rで争われ、第3戦を制し、計42ポイントを獲得した
武豊(55)が優勝。連覇を達成した。2位は地元のエース
吉村智洋(39)、3位に今夏から兵庫へ復帰した
小牧太(57)となった。
さすがの存在感を示した。
武豊は騎手紹介式での「“
アレンパ”できるように頑張ります」の宣言通り、役者の違いを見せた。
初戦の
メイショウマサカリが6着、2戦目の
エイユーマックスは2着。最終戦の
コンドリュールが実に見事だった。発馬で少し後手に回ったが慌てず騒がず。立て直し、3角手前からグイグイ差を詰め、最後は直線一気に差し切った。
武豊は「いい馬に当たったと思いました。スタートは出遅れましたが馬が強かったですね」とパートナーを絶賛。逆転優勝を決めた。
表彰式にも多くのファンが詰めかけた。「
タイガースも(
アレンパ)してほしいですね。昨年、ここを勝った日に優勝したので続いてほしいです」と首位・巨人を追う阪神にエール。そして「今年もこうやって全国から素晴らしいジョッキーが集まって、それに今年はなんと言っても小牧さんが移籍して久々に一緒に乗れたので、うれしい一日でした。いる時はそんなことを思わなかったのですが」と最後まで役者の違いを見せて笑いを誘った。
スポニチ