9月21日の中山1R・2歳未勝利(ダート1200メートル=11頭立て)は、単勝1・1倍の圧倒的1番人気に支持された
スリーピース(牡、美浦・
武井亮厩舎、父
ミッキーアイル)が、デビュー5戦目で待望の初勝利を挙げた。2009年の
天皇賞・秋などG1を2勝した
カンパニーを伯父に持つ血統。勝ち時計は1分12秒8(良)。
五分のスタートから道中は好位3番手へ。前の2頭をマークする形で運び、直線を向くと外から力強い伸び脚を見せて、2着の
ミトノキャットに2馬身差をつける完勝だった。
三浦皇成騎手は「まだ幼さも体の緩さもあって、今日はメンバー的にもしっかり勝ち切らなきゃいけないレースでしたけど、あえて(ハナへ)行かない競馬で勝てたというのは大きいですね。まだ行き切った時の方が自分のリズムで集中力を持ってしっかりと走れるんですけど、今日はそのなかでも最後まで脚いろを伸ばしてくれていたのでよかったと思います」と、勝利を振り返った。
スポーツ報知