中山馬主協会は9月21日、中山競馬場で同協会が主催する福祉事業と地域貢献事業の目録贈呈式を行った。
中央競馬馬主社会福祉財団の委嘱を受けて、千葉県内の社会福祉施設へ助成金の交付を行っているもので、これまで約2000施設、約80億円を助成してきた。今年度は千葉県内の35施設に3954万円を助成。利用者の社会生活の向上に役立てられる。
中山馬主協会・西川賢会長「福祉財団の助成金は、馬主が社会福祉に貢献するためとして昭和44年に福祉財団が設立されて以後、毎年、当協会は千葉県下の助成窓口として事業を行い、これまで約2000の施設に、およそ80億円の助成金を交付させていただきました。また、地域貢献事業は平成19年より当協会が独自で競馬場の周辺地域の貢献事業として始めました。この2つの事業は、いずれも当協会会員の馬主が愛馬を競馬に出走させて、獲得した賞金の一部が原資となっております。当協会は競馬を盛り上げ、多くの方に親しみを感じていただきますよう活動を行っております。これからの活動に加え、微力ではございますが地域社会に貢献する活動も取り組んでいく所存でございます。今回、助成を受けました施設の皆様には、助成金を有効に活用いただき、日々利用者へのサービス向上にご尽力なされますよう切にお願い申し上げます」
スポーツ報知