「オールカマー・Ｇ２」（２２日、中山）

　１番人気のレーベンスティールが力の違いを見せつけ、重賞３勝目を飾った。２着には１０番人気のアウスヴァール、３着には１２番人気のリカンカブールが入った。

　一瞬ひやりとしたが、名手に焦りはなかった。好位の内でレースを運んだレーベンスティールは余裕の手応えで４角を回った。あとは直線で追いだすだけ…だったが、前には逃げるアウスヴァール、外はリカンカブールにかぶされ、進路がない状態に。それでもゴール直前で前方があくと、ルメールの合図に応えたレーベンスティールが抜けだし、きっちり差し切った。

　これでエプソムＣに続き、重賞を連勝。リアルスティール産駒の４歳牡馬が秋のＧ１戦線の主役候補に躍り出た。

提供：デイリースポーツ