中距離ダートで飛躍を期すメンバーがそろう「第28回
シリウスS(G3)」(28日、中京)は
オメガギネスが中心となる。今年の
フェブラリーSでも1番人気だったように底知れない能力を持った大器。前走の三宮Sはトップハンデ58キロを背負いながら、5番手から抜群の手応えで進めて7馬身差の圧勝を見せた。4歳秋で本格化の兆し。初の重賞タイトルへ視界良好だ。
ハギノアレグリアスは昨年の当レース覇者。トップハンデタイの58・5キロを背負い、中団外めからグイグイと伸びた。実績面から軽視はできない。ハピは22年5月の鳳雛S以来、勝ち星から遠ざかっているが、ダートで5着以下だったのは昨年の
マーチS(7着)のみ。展開ひとつで勝ち切るだけの実力がある。ここ2走が圧巻の勝ちっぷりだった
ロコポルティ、長期休養から復帰して本調子を取り戻しつつある
ヴァンヤールも上位争い。
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