3冠馬
コントレイル世代で既に7歳となった
ハギノアレグリアスだが、まだまだ衰えはなくデビューからこれまで安定した成績を残している。前走の
平安Sも内で窮屈になって動けなかったもので力負けではない。ここでは地力上位も明らかで鬱憤を張らす。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■9/28(土)
シリウスS(3歳上・GIII・中京ダート1900m)
近走は、不完全燃焼だった前走の
平安Sなどもうひと押しを欠くレースぶりで惜敗続きの
ハギノアレグリアス(牡7、栗東・
四位洋文厩舎)だが、
帝王賞やチャンピオンズCでも見せ場を作っているように地力上位は明らか。交流戦の
名古屋大賞典や昨年の
シリウスSを勝っている実力馬。中京は4戦2勝と実績のあるコースで勝ち負けは必至だ。
岩田望来騎手 3〜4走前は芝で参考外。ダートに戻って安定した走りを続けているハピ(牡5、栗東・
大久保龍志厩舎)。
平安Sは逃げ馬が勝ち、先行馬が3着に粘る展開のなか、見どころ十分の差し脚。前走の
プロキオンSは距離不足を考えれば好内容の部類だろう。実績のある中京と距離延長で好勝負になる。鞍上は
坂井瑠星騎手。
その他、
フェブラリーS以外は安定感抜群の
オメガギネス(牡4、美浦・
大和田成厩舎)、初めての重賞になるが、充実している
ロコポルティ(牡6、栗東・
西園正都厩舎)、中京コースに替わって末脚生かせる
ビヨンドザファザー(牡5、栗東・
藤岡健一厩舎)、長期休養明けを使われつつ上昇している実力馬
ヴァンヤール(牡6、栗東・
庄野靖志厩舎)、中京で更に持ち味が生かせそうな
カンピオーネ(牡5、美浦・
栗田徹厩舎)が上位を窺う。発走は15時35分。