栗東トレーニング・センターの乗馬苑で23日、5年ぶりとなる「馬に親しむ日」が開催され、
福永祐一師(47)と
松山弘平(34)が競馬の魅力を伝えるトークショーを行った。
イ
ベントでは「15―15体内時計チャレンジ」と題し、2人がストップウオッチを使って15秒を目指す対決も行われた。松山は「これって対決ですか?勝ったら(厩舎の)馬に乗せてください」と先輩の元ジョッキーでもある福永師を挑発してスタート。最初にチャレンジした福永師は14秒83のタイムを出し、満足げな表情。続けて挑んだ松山は、15秒15でわずか0秒02差で勝利した。松山は「“鼻差”ってそういう時ありますからね」と笑みを浮かべ、福永師は「これで安心して(騎乗)依頼できますね」と対決を楽しんだ。
馬に携わる仕事を目指す子供たちにエール。福永師は「自分みたいに競馬に興味を持つのが遅くても、目指すのは全然遅くない。それぞれの子供たちが持っている才能のかけらは違うと思うし、競馬の世界で輝きたいという気持ちを持ってもらえるなら、ぜひチャレンジしてもらいたいと思います」。松山は「騎手だけじゃなく馬に携われる仕事はたくさんある。馬に少しでも興味があれば、馬の世界に足を運んでみるのも面白いと思います」と語った。
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