交流重賞「第71回
日本テレビ盃」(Jpn2)が25日、
船橋競馬場で行われ、3番人気
ウィリアムバローズが逃げ切った。同馬には「第24回
JBCクラシック」(Jpn1、11月4日、佐賀)への優先出走権が与えられた。
海外G1勝ちのある単勝1倍台の
ウシュバテソーロを破る大金星。価値ある1勝に坂井もお立ち台で笑みがはじけた。
「主張してくる馬がいなければハナに行こうと。先生(上村師)とも話してロングスパートを仕掛けようと思っていた」
その言葉通り、本人にとってはイメージ通りのレース展開で勝利をもぎ取った。
残り600メートルから手綱をしごいて直後を追走していた
デルマソトガケ、
メイショウハリオを徐々に引き離して直線へ。残り200メートルで外から追い込んで来た
ウシュバとは5馬身差。そこからはステッキを繰り出してその強襲を1馬身振り切った。
「直線を向いたところでの手応えが凄く良かったので、これならしのいでくれると思って追っていた。右回りも左回りも重賞を勝ってくれた。次はG1を勝ちたい」と坂井。「次走は権利を取ったJBCも視野に入っているが未定」と上村師。
来年の海外遠征を含めて力をつけた6歳馬の今後が楽しみになってきた。
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ウィリアムバローズ 父
ミッキーアイル 母ダイアナバローズ(母の
父シンボリクリスエス) 牡6歳 栗東・
上村洋行厩舎 馬主・猪熊広次氏 生産者・北海道日高町の中原牧場 戦績19戦8勝(南関東2戦1勝) 総獲得賞金2億3673万6000円。
スポニチ