「
スプリンターズS・G1」(29日、中山)
今度こそ。そんな決意を四肢に通わせ、ウッドチップをはじき飛ばした。8度目のG1
アタックとなる
ナムラクレアが25日、栗東坂路で最終デモ。切れのあるフットワークで傾斜をとらえ、4F53秒6-38秒2-11秒7の加速ラップを刻んだ。
自ら感触を確かめた長谷川師は「活気がありましたね。先週ハードワークをしてもらいましたから微調整で。状態としてはいいところまできています」と体調の良さを伝える。「過去2年((5)(3)着)の
スプリンターズSは、
ナムラクレアのレースができませんでした。ですからクレア自身のレースをしてほしい」と思いを込めた。
3年連続3度目の参戦。悔しさの詰まった舞台で悲願のG1制覇へ。新たなパートナー横山武(主戦の浜中騎手が騎乗停止のため)を背に、決戦の舞台に立つ。
提供:デイリースポーツ