1992年4月から19年間、大阪スポニチで
競馬予想コラム「乗峯栄一の賭け」を連載していた作家の乗峯栄一(のりみね・えいいち)さんが25日夜、病気のため死去した。69歳。岡山県出身。早大卒。葬儀は近親者で行う。
コラム内の「G1複勝コロガシ」で96年春シーズンには
桜花賞→
皐月賞→
天皇賞・春→
NHKマイルカップ→高松宮杯(現
高松宮記念)→
オークスと6連勝の快進撃。ダービーにおいて
イシノサンデーに元手1000円から転がして63万100円となった全額で複勝を購入する予定が単勝と買い間違い、複勝も追加購入して126万200円の大勝負をして散った(6着)。
近年もスポニチ
有馬記念特集号、週刊競馬ブック「乗峯栄一の理想と妄想」などで健筆を振るった。
作家としては92年に「小説新潮」新人賞佳作、98年には「朝日新人文学賞」を受賞。著書に「なにわ忠臣蔵伝説」「乗峯栄一の賭け」「いつかバラの花咲く馬券を」「頬を風花、胸に修羅」「競馬どん底血風録」「お笑い競馬改造講座」がある。
スポニチ