04年の
オークスを制した
ダイワエルシエーロの最後の仔となる
スライビングロード(牝2、栗東・
福永祐一厩舎)が、日曜中京5Rの2歳新馬(芝1400m)で注目のデビュー戦を迎える。
スライビングロードは父
レイデオロ、
母ダイワエルシエーロ、母の
父サンデーサイレンスの血統。母は04年の
オークスと
クイーンCと
京阪杯、05年の
マーメイドSを制した名牝。祖母の
ロンドンブリッジは97年の
ファンタジーSを制し、98年の
桜花賞で2着だった。叔父には
グレーターロンドン、
ビッグプラネット、
ダイワディライトなどの活躍馬が並ぶ。
現役時代の母の主戦を務めた
福永祐一調教師の下、ここまで乗り込まれてきた。1週前のCWで6F83.5-1F11.1、今週の坂路で4F57.1-1F12.2をマークしているので、水準以上の能力はありそう。母と同じくデビュー勝ちとなるか、その走りに要注目したい。