6月8日に米クラシック3冠最終戦
ベルモントSを制した
ドーノック(牡3=D・ガーガン、父グッドマジック)は骨挫傷が判明し、引退が決まった。28日、サラブレッドデイリーニュース、デイリーレーシングフォームなど米国の地元紙が報じている。
ベルモントSを制した後、7月20日のハスケルSで2度目のG1制覇。
BCクラシック(11月2日、
デルマー、ダート2000メートル)の優先出走権を確保した。
BCへの
ステップに選択した8月24日のト
ラヴァーズSで4着。思ったほど走れなかったことからBCに向けて本格的に調教を再開するタイミングで獣医師が入念にチェックしたところ、骨挫傷が見つかった。
ハスケルSを制した時点で、引退後は
スペンドスリフトファーム(ケンタッキー州レキシントン)で種牡馬入りするとオーナーサイドが発表。
BCクラシックがラストランの予定だった。昨年
ケンタッキーダービー馬の全兄メイジに続く兄弟クラシック制覇を成し遂げた現役生活にピリオドを打ち、来シーズンから種牡馬として次の世代に血をつないでいく。
スポニチ