29日の中京6Rで4番人気の
シャープソーンを勝利に導き、ルーキーの
橋木太希騎手(18)=栗東・西園正=が、デビュー80戦目にして待望の初勝利を挙げた。
好スタートから積極的な騎乗で2、3番手でレースを進め、4角で早めに先頭に立つと、そのまま押し切った。所属する西園正厩舎の馬でうれしい初勝利をマークし、橋木は「西園先生にはたくさんの馬を用意していただき、また人気馬にも乗せてもらっている中で何回も負けてしまい、本当に迷惑ばかりかけてしまっていました。ここまで見捨てずに乗せてくださったことに本当に感謝しています。迷惑ばかり先生にはかけてきましたが、まずは1つ勝てたので少し恩返しができたのかなと思います」と師匠に感謝の言葉を伝えた。
初勝利後、西園正師からは「おめでとう」と声を掛られたそうで「騎乗数がまだまだ少ないので、まずは一頭でも多く騎乗して、活躍できるジョッキーになりたいと思います。同期にはすごく後れを取ってしまった中での勝利になり、悔しい思いはしてきましたが、それでも応援し続けてくださるファンの皆さまのおかげでここまで来られたと思うので、引き続き応援よろしくお願いします」と笑顔を見せた。
提供:デイリースポーツ