◆第58回
スプリンターズS・G1(9月29日、中山競馬場・芝1200メートル、良)
秋のG1シリーズ開幕戦に16頭が出走し、9番人気の
ルガル(牡4歳、栗東・
杉山晴紀厩舎、父
ドゥラメンテ)が、G1初勝利を飾った。このレース結果を受けて、現役時代に中央&地方で通算4464勝を挙げている元騎手の安藤勝己氏が自身のX(旧ツイッター)を更新した。
安藤氏はハイペースの好位追走から粘り込んだ
ルガルを称賛。「骨折明け、
高松宮記念以来、外枠でこのパフォーマンスは素晴らしい。あれだけのペースで逃げた
ピューロマジックを負かしに動いて押し切ったんやから」と驚いた様子で勝ち馬について振り返った。
また、G1初挑戦で1番人気に支持されながら7着と期待に応えられなかった
サトノレーヴについても触れている。「掲示板に入った馬はそれぞれ力出しとるけど、
サトノレーヴだけ解せない」と敗因をつかめきれない様子で、「プラス体重、返し馬で肩ムチ入ってスタートから推進力がなかった」と指摘していた。
スポーツ報知