29日、パークウインズ開催中の
JRA札幌競馬場パドックにて北海道和種馬保存協会(近藤誠司会長)主催による「じみち美人コンテスト〜側対歩の美しさを競う〜」(協力:
JRA札幌競馬場)が行われ、集まったファンを楽しませた。
側対歩とは、左右の前脚と後脚が同時に同じ方向に動く歩き方で、上下のブレが少なく、荷物を安定して運ぶことに適しているとされる歩き方。こうした歩様ができる遺伝子を持つ馬は、世界的にも珍しいとされている。
出場したのは3歳から19歳までの8頭。コンテストはトーナメント方式で行われ、パドックに用意された走行コースを2周し、その美しさを競った。
優勝したのは3試合を勝ち抜いた3歳牝馬の結月(ゆづき)号。表彰式では審査員も務めた岡田牧雄札幌馬主協会会長が騎乗者に賞品を贈った。