「
毎日王冠・G2」(10月6日、東京)
追い比べを制し、
鳴尾記念で復活Vを決めた
ヨーホーレイク。3歳時には
皐月賞→ダービーに駒を進めた力量馬で、4歳初戦の
日経新春杯で重賞初Vを飾った。しかしその後、屈腱炎で2年2カ月の長期離脱。今年の
金鯱賞でターフに戻ってくると、復帰3戦目で待望の白星を飾った。6歳でもキャリアはまだ10戦と、伸びしろは計り知れない。重賞連勝で再び大舞台へと舞い戻る。
秋は古馬との戦いを選択した3歳馬の
シックスペンス。ダービー9着以来となるが、美浦Wでの1週前追い切りは、3頭併せで6F84秒9-11秒4を記録。年長馬2頭に大きく先着して好仕上がりをアピールした。デビューから無傷3連勝でス
プリングSを制した素質馬。今回は試金石の一戦となるが、ここで好走できるようなら今後の選択肢が大きく広がる。
新潟大賞典で重賞2勝目をマークした
ヤマニンサルバムも上位の一角。大外枠からハナに立ち、道中はマイペース。直線に向くと二枚腰を発揮して、2着馬の追い上げを鼻差で封じ込めた。全7勝を左回りで挙げる
サウスポー。東京にも勝ち鞍があり、G2タイトル奪取は目前だ。
3歳の身で挑戦した昨年に、
ソングラインや
シュネルマイスターといった強豪を撃破した
エルトンバローズ。前走の
中京記念は3着止まりも、自ら動いて勝ちにいく競馬。最後は59キロの分だけ甘くなったが、地力の高さを改めて示した。連覇を飾っても何ら不思議ではない。
ドバイ遠征以来となる
マテンロウスカイ。
ドバイターフでは15着と世界の壁にはね返されたが、あの経験は今後の糧になるはずだ。中間は順調に乗り込んで力を出せる仕上がり。国内復帰初戦でリベンジを果たす。
提供:デイリースポーツ