JRA創立70周年記念式典が30日、都内で行われ、日本騎手クラブ会長の
武豊をはじめ、日本競走馬協会会長代行の吉田照哉氏、元騎手の岡部幸雄氏ら約330人の招待者が出席した。
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武豊 (式典が終わって)生まれた時からこの世界に居たので歴史を改めて感じました。人生の半分以上、ジョッキーをやることができて、ありがたい。(式典で流れたVTRを見て)
ジャパンCでなかなか日本馬が勝てず、世界との距離があったことを知っているから感慨深いですね。日本のジョッキーも世界に通用するレベルに変わったなと思います。(今週、
凱旋門賞は)チャンスがあると思うし、ワクワクしています。初めて乗った時から30年がたつけど、いつか勝ちたいと強く思っています。そろそろ日本のジョッキーが勝っていいんじゃないですか。(先週
アルリファーと初コンタクトを取って)軽いところで乗ったが、いい馬だなと。オーナー(松島正昭氏)が凄く応援してくださって私が勝つことを目標にしてくれているので、それに応えたい。80周年の時に
凱旋門賞を勝った映像が流れていれば、うれしいですね。海外に行くと日本のファンの多さ、熱量が凄いなと強く感じます。みんな競馬が好きだなと。こんな国はなかなかないと思うし、それをつくってきた
JRAは凄い。ファンの皆さんのためにも、いいレースをつくっていかないといけないですね。
スポニチ